ドイツ語・語学学校について

こんにちは、ebiです。

最近ベルリンは青空が広がり、天気が素晴らしく、「春」を感じます。
去年の２月ってこんなんだったっけ？！

私は2015年の夏からベルリンに住んでいます。ドイツですので当然ドイツ語。

前回IELTSについての中で
ドイツ語を勉強する予定
と書きました。
そうです。あの時は、ドイツ語を猛勉強する予定でした。

その国の言葉を話すことがリスペクトだ！

と。

今は諦めています。

昔ニューヨークのチャイナタウンに行ったときに英語が全く話せない人達がたくさんいて、一体そんなことできるの？！
と疑問に思っていましたが。

あれ、私割とそれに近い？！

そんな私も数々の語学学校に行きました。

大勢が集まって、勉強ができる態勢を整えるのって大変なんだなって思いました。

ベルリンについてまず行った語学学校は

DeutschAcademie 

www.deutschakademie.de

ベルリンについて最初の1ヵ月間、家を貸してくれたイギリス人夫妻のおすすめの学校です。私と相方はWittenbergplatzの方の校舎へ。日本人の子がクラスにいたら友達になれるかなーと期待していきましたが、1人も日本人がいませんでした。
イタリア人、ルーマニア人、イスラエル人、ポルトガル人、（あれもっといたはず、、、。）
授業は全てドイツ語で進められます。最初の講師はクラブに行くためにベルリンに来てここでお金を稼いでいるんだろうなという化粧の濃い若い女性。彼女は淡々と授業を進めていくので私は割と気に入っていました。
しかしなぜか彼女は次の週から担任ではなくなり、

少し剥げた男性が我々の講師に。

この講師が本当に、ドイツ語の講師として、だめだめでして、、、、。英語でずっと話してるんですよ。

自分の話を。

ドイツ語で質問しても英語で返すか、むしろドイツ語で質問してくる生徒は無視して、英語での質問に英語で答える。という。生徒はみな英語が話せるから、それですごい授業がたるんでしまい。

最後は学級崩壊みたいになってました。

大人の集まりなのに。。。

Volkshochschule

ベルリン市が運営している語学学校で、すごい安いです。（EU圏の人はもっと安い、相方の方が50ユーロくらい安かった）1時間1ユーロとかだったかな。相方の方がドイツ語のチェックテストでいい点がとれたので、別の校舎になりました。私はWeddingにあるLeopoldplatzにある校舎。

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、この駅、夜になると
階段の上からビールのふたがポンポン飛んでくるほど、酔っ払いのたまり場です。一方相方は超おしゃれなエリアの一等地にある超素敵な校舎。なんじゃこの差はー。

さて、また日本人いるかなあ、友達になりたいなあ。と希望を胸に抱き教室に行きましたが、生徒の数はだたっぴろい教室に15人以上いて、半分が40代以上でした。平均年齢高っ。長年ドイツにいる移民の人達、と難民の人達。そして日本人はゼロ。なんで～。


こちらは学級崩壊こそ起こりませんが、やはり安い学校だからか、何日たっても半数の生徒が教科書をさっぱり買ってこない。私がいつも誰かに見せなくてはいけない。

買うかコピーしてこーい！

あまりに授業の進みが遅い。というか進んでるのかどうかもわからない。。。
教科書を見せてもらっている身なのに私の方から奪おうとする。とか、

そういうのばかりでなんか疲れました。

先生は101匹わんちゃんに出てくるボスキャラそっくりでザ・ベルリナーでした。

この先生いい人（いい先生では決してない）だったけれど、私のドイツ語を一度も理解してくれなかったな。。。
ということで、この2つの語学学校からびっくりするほど、何も勉強できませんでした。

Hartnackschule

Hartnackschule Berlin Deutsch lernen Berlin A1

いよいよ自分のドイツ語に危機感を感じた私。普通に勉強がしたい。
「大学準備に特化した語学学校であれば、真面目な生徒が集まるはずだ！！！」とひらめきました。
テストDaF（ドイツ語版のIELTSやTOEFL）に特化している学校を検索しました。

あわよくば日本人の生徒がいますように！
という期待も。そしたらこの学校が出てきまして、料金もそこそこでしたので、通うことに。

ここは一番当たりでした。（クラスに日本人はゼロでしたが。）

とても真面目な中国人の双子がクラスにいて、その子達の近くを選んで座ることで、静かに勉強に集中できました。

さらに私にとって時間の無駄だと信じてやまない　

「隣のパートナーと練習」

がほぼクラスの中でないのも大きかったです。先生もとても熱心な女性で。大満足。

しかし、ある時からその双子の近くの席が空いてることがなく、私は別の席に。その席はシリアから来た難民の男の子の隣。
彼はとても明るくて、クラスでもよく発言するし、いい子です。

だがですね、隣に座ると体臭がものすごくて。牛乳のにおいがすごい。どうしてあんなに牛乳のにおいが。。。
シリアから来たその子にこんなことを思うことに、申し訳ない気持ちでいっぱいに。

が、その子、クラスメイトの可愛いイタリア人の女の子の隣に座りたいからって、私の席を勝手に移動させてたり、ですね。
私のドイツ語の解答を覗いてきて、間違っていないのに、間違っている！とかものすごい主張してきて教えてきたり。

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色々とめんどくさくなったので、別の席に座ったら、新しい隣の席の男はすっごい偉そうな態度の男で、私の文房具とか教科書を盗んで気をひこうとしてくるのです。

それって小学生が好きな子にする奴？

........またこのクラスでさえも、勉強に集中できない大人が？！何人もいるの？！

それとも語学学校で勉強をしようとする私が間違っているのか？！！！！

驚愕です。

スカイプで日本人講師とマンツーマン

www.neaglossa.com

もう他の生徒とやりとりに疲れたので、1人で勉強できるタイプにしようと思いました。また、ドイツ人講師にムラがありすぎること。ネイティブから教わるのは、ある程度文法等の実力がついてからの方がいい。
ということで、日本人から教わりたいなと思ったのです。

これでやっとドイツ語力が多少つきました！！

提供される教科書は少し版が古いものでしたので、同じレベルなのにすっごい難しかったです。毎回、予習にものすごい時間がかかりました。声に出す時間が長いので、今までの語学学校3校分が「2回分」みたいな感じです。
＊ただ、CEFR認定の語学修了の証明書を発行する必要がある人は、事前に問い合わせたほうがいいかもしれません。

ドイツ語は暗記をして詰め込むしかないのではないか。
そう思わせられる言語です。ドイツの語学学校はもう少し自分の言語の特性を理解して外国人に教えたほうが、、、いいのでは。

文法を見るのはとても興味深い言語です。こんなに真面目な言語あるの？！ってびっくりします。英語の文法の参考にもなりました。
ドイツ語を勉強して、「文法」についての概念が根本から変わりました。
「文法」を知れば、外国語って話せるし、書けるんだ。ということです。
ドイツ人が英語圏の人よりも日本語が堪能な人がとても多いので、文法をとらえる脳が優れてるのかな？とも。

しかし、日本人の生徒に語学学校で一度も会えなかったのはとても残念です。みんなどこにいたんだろう。。。