英語の本
ベルリンが「どうしたの?」っていうほど
毎日天気がいいので逆に焦ります。(12月、1月はあんなに真っ暗で曇っていたのに。)
天気がいいと焦るなんて、私も随分と北ヨーロッパに慣れてきたもんだな!
と自分に感心しています。
鬱冬の様子(真昼間) photo by ebi
ところで、みなさんは本を読むことがお好きでしょうか、、
私は普通といったところです。
カズオイシグロに衝撃を受けて、本を読むの好きかも!って思っていましたが。また停滞気味です。(ノーベル賞取っててびっくりしました)
・・・・
私は大学院のセメスタ―の開始を1年遅らせてもらいました。
その理由として
引っ越しの準備が間に合わないことと、
イギリスの美学生なら当然読んでいるだろうという本を読んでおきたいと思ったからです。
ただでさえ、言葉のハンデがある私、ほかの生徒の足手まといにならないよう、
せめて知識だけでも蓄えておきたい。
そのため担当教授に、
「本のリストを送ってください!」とお願いし、pdfでリストをメールで送ってもらいました。
そのリストには30冊以上は載っていました。
2月時点で、
私はまだ一冊も読んでいません。
言い訳として、、、、
どの本もめちゃくちゃ高いんです!!!!
お金ないよ。。。。
それでも1冊奮発して買いました。
絵画における、イメージとは線とは、面とは。という主題です。
私はこういう議論は好きなのですよとても。しかし、
もうすごいつまらな○●●、、。もう数行で眠りに。
もうちょい新しくて話題になっている本にしよう。と思い、これにも挑戦。
イメージ:Versoより引用www.amazon.com
イギリス人の友人がこの本を読んでいて、読み終わったからと相方へ移り、相方が読み終わりとても面白かった。と。彼らは音楽家なのですが、仮にもファインアートを学んでいる私が読まなくていいのか!と思い読み始めてみたのです。
数ページで挫折。
単に頭が悪いのか、興味があまりないのか、世の中を知らなすぎるのか、英語力がないからなのかよくわかりません。日本語でもこういうのあんまり読んでないものなあ。。。
言い訳がすさまじいのですが、もう少し簡素で、学術的すぎないものを探すことに。
私は会田誠のエッセイが大好きなことを思い出し、作家自体が書いているものから始めて見ることにしました。
パウル・クレー、ちょっと古すぎるなあ、フランシス・ベーコン、は読みたい。けどもう少し近代の、、
で
私の行く学校の校長であるグレイソン・ペリー。この人から始めてみます。ターナー賞もとっている、女装をすることで有名なおじさま。
読み始めてから今現在、20パーセントくらい読みました(最高記録)。楽しんで読めてるので、英語の本、一応読めるんだ、、と、一安心。(わかったふりになってるのかもしれませんが。)
ジェンダーを問うには「マッチョ」精神こそ、改善すべき。という主張をアーティストらしくユーモアたくさんに書かれています。デフォルトマン、わかるなー。「白人男性」という力の怖さ。欧米でフェミニズムが先進的なのは、このものすごいパワーのある「白人男性」を間近で見てきた白人女性が「抵抗」をしなくてはいけない。と強く思っているからじゃないかなと思う。
またその他にも1冊買ってみました。これです。
「Signal Failure: London to Birmingham」
イメージ:Tom Jeffreysより引用
Friezeのサイトをだらだら見ていて、リンクを飛びまくったらこれに行きつきました。イギリスは地理がわかるのと、紀行文(しかもアート要素が絡ある)は好きなので、結構楽しめそうだなあ、と今から読むのが楽しみです。
これを機に読む本の数が増えていきますように、、、。